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ホタルは光る? [観察会]
一応晴れていたとはいえ、梅雨の中休みとは言いがたい、時折薄日がさす程度のとても風の強い日。
久しぶりにホームフィールドの観察会に参加してきました。
でもどうしてもこの花が撮りたくて途中でちょっと寄り道してしまいました。
この時期はあちこちのブログで拝見しますが、それほど好きな方が多い花なんでしょうね。
休耕田の脇の畝に咲く、このアガパンサスの群生はみごとで、毎年楽しみにしています。
だけど今年は少し花が少なくて、ここ最近の風雨で傷みも目立ち、見頃のピークも過ぎてしまったようでしたが・・
それでもがんばって切り取ってみました。
さてそれでは観察会へ向かいましょう。
今回のテーマは「ホタルのお宿を探そう」でした。
まずはホタルを採集して参加者で観察。
日本のホタルに関して今日学んだこと。
日本には約50種類のホタルがいる。(といわれている。)
その中で幼虫時代に水の中にすむホタルは、みなさんご存知の「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」と
「クメジマボタル」の3種類。
また、光を発するホタルは「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」と「ヒメホタル」「クロマドボタル」の4種類。
(他にも光るホタルはいるという話もありますが、ここでは4種類としておきます)
つまり、一般に”ホタル”といえば、「ゲンジボタル」か「ヘイケボタル」のこと(を連想する)でしょうから、
「ホタルの幼虫は水生で、成虫になると光りながら飛ぶ」というイメージができあがっていますよね。
ところがそれは違っていて、水生や光る種類はホタルの仲間の中では少数派ということです。
以上で観察会と勉強会はおわり。
さてここでお楽しみのクイズです。(写真はありません)
光るホタルはいつから光るでしょうか?
1.成虫になってから光る
2.サナギになると光る
3.幼虫の頃から光る
4.タマゴの頃から光る
答えは最後に・・
次の昆虫は観察がはじまったときに指導員の方がみつけてくれて撮ったものです。
ここでは初見でしたが、最近見かけるようになったそうです。
それと、観察指導員の情報によると、観察会の下見の際、田んぼにウチワヤンマがいたとか・・
これもまだここでは見たことないトンボ。単独行動しながら期待して探しましたが見つかりませんでした。
でも、観察会終了後も居残って(残業ともいいます)探していると・・
こんなトンボがいました。
オニヤンマにそっくりですが、頭が小さい。
コオニヤンマだと思います。 これまたここでは初見でした。 多様性が高まっているように感じてうれしい。
それと今回びっくりしたことがあります。
風が強かったせいでしょうけど、ミドリシジミが地面すれすれに生えている下草にたくさん観察できました。
さすがにこの時期、メスが多かったのですが、オスも2頭確認できました。
あちこちの木陰や下草にいたので、ご開帳を期待して午後になってからも残業しましたが、
さすがに風が強すぎて、翅を広げる個体は結局一頭もいませんでした。
帰り道は丘の上の林の中を通っていくことにしましたが、ここでうれしい出会いがありました。
林陰にいたので撮影できないかなと思いましたが、見ているうちに木漏れ日の輪の中に移動してくれました。
(露出だめだめですが貴重なのであしからず)
ミドリシジミを10頭以上観察することもでき、収穫の多い一日となりました。
ちょっと宿題もあるのですが、それはまた次回・・
ホームフィールドにも前回紹介したノシメトンボがたくさんわいていました。
他のトンボもたくさんいましたが、やっぱり一番ニンゲン慣れしているのはこのトンボだなとつくづく思いました。
今日の湯加減
<クイズの答え> 4.タマゴのときから光るんだそうです (まだ見たことはありません・・)
久しぶりにホームフィールドの観察会に参加してきました。
でもどうしてもこの花が撮りたくて途中でちょっと寄り道してしまいました。
アガパンサス
この時期はあちこちのブログで拝見しますが、それほど好きな方が多い花なんでしょうね。
休耕田の脇の畝に咲く、このアガパンサスの群生はみごとで、毎年楽しみにしています。
だけど今年は少し花が少なくて、ここ最近の風雨で傷みも目立ち、見頃のピークも過ぎてしまったようでしたが・・
それでもがんばって切り取ってみました。
さてそれでは観察会へ向かいましょう。
今回のテーマは「ホタルのお宿を探そう」でした。
まずはホタルを採集して参加者で観察。
日本のホタルに関して今日学んだこと。
日本には約50種類のホタルがいる。(といわれている。)
その中で幼虫時代に水の中にすむホタルは、みなさんご存知の「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」と
「クメジマボタル」の3種類。
また、光を発するホタルは「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」と「ヒメホタル」「クロマドボタル」の4種類。
(他にも光るホタルはいるという話もありますが、ここでは4種類としておきます)
つまり、一般に”ホタル”といえば、「ゲンジボタル」か「ヘイケボタル」のこと(を連想する)でしょうから、
「ホタルの幼虫は水生で、成虫になると光りながら飛ぶ」というイメージができあがっていますよね。
ところがそれは違っていて、水生や光る種類はホタルの仲間の中では少数派ということです。
以上で観察会と勉強会はおわり。
さてここでお楽しみのクイズです。(写真はありません)
光るホタルはいつから光るでしょうか?
1.成虫になってから光る
2.サナギになると光る
3.幼虫の頃から光る
4.タマゴの頃から光る
答えは最後に・・
*
次の昆虫は観察がはじまったときに指導員の方がみつけてくれて撮ったものです。
ミドリヒョウモン
ここでは初見でしたが、最近見かけるようになったそうです。
それと、観察指導員の情報によると、観察会の下見の際、田んぼにウチワヤンマがいたとか・・
これもまだここでは見たことないトンボ。単独行動しながら期待して探しましたが見つかりませんでした。
でも、観察会終了後も居残って(残業ともいいます)探していると・・
こんなトンボがいました。
オニヤンマにそっくりですが、頭が小さい。
コオニヤンマだと思います。 これまたここでは初見でした。 多様性が高まっているように感じてうれしい。
それと今回びっくりしたことがあります。
風が強かったせいでしょうけど、ミドリシジミが地面すれすれに生えている下草にたくさん観察できました。
さすがにこの時期、メスが多かったのですが、オスも2頭確認できました。
ミドリシジミ
あちこちの木陰や下草にいたので、ご開帳を期待して午後になってからも残業しましたが、
さすがに風が強すぎて、翅を広げる個体は結局一頭もいませんでした。
*
帰り道は丘の上の林の中を通っていくことにしましたが、ここでうれしい出会いがありました。
セスジイトトンボ(仮同定)
林陰にいたので撮影できないかなと思いましたが、見ているうちに木漏れ日の輪の中に移動してくれました。
(露出だめだめですが貴重なのであしからず)
ミドリシジミを10頭以上観察することもでき、収穫の多い一日となりました。
ちょっと宿題もあるのですが、それはまた次回・・
オマケ
ホームフィールドにも前回紹介したノシメトンボがたくさんわいていました。
他のトンボもたくさんいましたが、やっぱり一番ニンゲン慣れしているのはこのトンボだなとつくづく思いました。
タネもシカケもありません
今日の湯加減
今日の観察会に参加されていた母子。
彼らも観察会終了後、お弁当食べたりしたあと、子どもたちを田んぼで遊ばせていました。
残業の目的は違いますが、並んで座って小休止していると、
畦で水路を覗いていたチビちゃんが叫びました。
「あー!マジャマタクシがいる!」
反射的に笑ってしまったワタシに、ママはこう言いました。
「オタマにとってはあの子たちがオジャマでしょうにね・・」
きみたちの未来は光に満ちていますよ
<クイズの答え> 4.タマゴのときから光るんだそうです (まだ見たことはありません・・)
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
最後の答えにビックリ
光るタマゴ、、、観察できたら素晴らしいですね
by engrid (2012-07-15 23:44)
田んぼの畦道ではよく遊びました。
by Silvermac (2012-07-16 05:52)
ってことは、一年中光っているということですか?
びっくりです。
by さとし (2012-07-16 06:28)
>engridさん
それを目的に時間と場所を選ばないとですね^^ でもいつか観察したいです。
>Silvermacさん
畦道は子ども(とくに男の子)にとって魅力的ですね。
>さとしさん
一年中ということでしょうけど、昼間は光らないから四六時中ではないのでしょうね^^
by ぜふ (2012-07-16 07:02)
ホタル、卵の時から光っているんですか・・・
最近穂トルを見に行ってないの、その以前から
注意していないといけないんだ・・・
by g_g (2012-07-16 07:42)
お早うございます。
ホタルに約50種類も〜(@_@;) 卵のときから光る〜 ! また(○_○)
たくさんのミドリシジミに会えて良かったですネ。
by yakko (2012-07-16 08:53)
こんにちは^^
蛍に限らず昆虫の生態にはまったく疎いです。
それにしてもわたくしたちが思う蛍が少数派とは知らなかったですね。
by mimimomo (2012-07-16 10:59)
よーし、今回のクイズはもらいましたよ(笑)
とはいっても、実際に見たことは無いんですがー。
水中でぼーっと光っているのかなあ。
見てみたいような、そっとしておきたいような。
by うえいぱうわ (2012-07-16 14:43)
アガパンサス素敵ですね♪
クイズの答えビックリでした! 知らなかったなぁ~
子どもと田んぼ いい感じです♪(^v^)
by mipoko (2012-07-16 14:44)
>g_gさん
肝心なのは夜観察に行くことですね^^
それかたまたま夜に田んぼを通りがかったときに・・
>yakkoさん
こちらも知ったのはオトナになってからです。
水生が3種類というのはこの日に勉強したことですし^^;
今年はミドリちゃんの当たり年だったと思います^^
>mimimomoさん
ゲンジとヘイケが少数派とは意外ですよね^^
光るのは源氏ならぬ原始的な種類なのだそうです。
>うえいぱうわさん
正解率5%以下の難問なのに正解おめでとうございます!
上級問題につき3ポイント獲得です^^
タマゴはそうっとしといてくださいね。。
>mipokoさん
名前を覚えるのに苦労した花です^^;
クイズは意外だったでしょ^^ いつか見てみたいです。
こういうところで生き物と一緒に遊んでたらいじめなんて起きないのに・・・
とふと思うこのごろ。
by ぜふ (2012-07-16 16:35)
昔、土ボタルと呼ばれていたホタルを観たことがあります。
by めもてる (2012-07-16 17:58)
>めもてるさん
それはマドボタルのことですかね。
どんな光り方をするんでしょう・・見てみたいです。
by ぜふ (2012-07-16 22:03)
手に留まるトンボは手品みたい。
コオニトンボは見てみたいです。
ホタルのタマゴが光るなんてビックリでした。
by 響 (2012-07-18 09:02)
卵の時から光るんですか?驚きです!
田圃の畦で、幼い頃こんな風に遊びましたよ(^^)女子ですが(^^;
by kyon (2012-07-18 19:30)
蛍って全て光るもんだと思ってました^^;
最近昆虫多くなってきてシャッターチャンス多くなったのでは?
by aidesu (2012-07-19 02:57)
>響さん
シルクハットの中からハトが出てきたみたいでしょ?^^
コオニは飛んでいるとなかなかオニと区別つかないです^^;
・・不正解でしたか?次回はポイントゲットしてください^^
>kyonさん
子どもにとって田んぼはいい遊び場ですよね♪ 女子にとっても^^
>aidesuさん
チャンスは多くなりました! でもそれをモノにするのが・・・^^;
今回のクイズはやはりむずかしかったようですね。
また次回をお楽しみに・・・ネタ用意してませんが(笑)
by ぜふ (2012-07-19 11:06)
ホタルがピカピカしてるのまだ見たことないんですよねぇー
一度でいいから見てみたいなー
やっぱり観察会みたいのに参加するのが一番なんですよねー♪
ミドリが10頭ってすごい!!!
田んぼでマジャマ観察してる子供達可愛いですね(>v<*)
by がぁこ (2012-07-20 06:59)
アガパンサスって、曼珠沙華系ですか?
ひゅろーっとした感じが似てるかもと。。。
あぜ道に咲いてるのも。。。
by mitsu (2012-07-20 10:27)
>がぁこさん、お久しぶり~
ホタルの光見たことないとは、意外ですね。
写真撮るのは大変だけど見るだけでも楽しいですよ♪
今年はミドリちゃんの当たり年だったようです(^^)
他の子たちは逆にちょっと少なかったけど…
オジャマタクシ、かわいいでしょ(^_^)/
>mitsuさん
詳しくないけど、曼珠沙華(ヒガンバナ)科ともユリ科ともいわれているらしいです。
外来種だけど、ひゅろーってね、どこか和風漂ってて好きなんですよ(^^)
by ぜふ (2012-07-20 13:19)
タマゴの時からなんですね。びっくり @@;
もっとも、ホタルの光っているの? 見たことあるのか? じぶん・・・って感じです。自然一杯のところ、夏にそう言えばあまり出かけたことなかった。娘もそうだと思います。近々見に行かなくては ^^;
アガパンサス、2枚目、素敵に撮られていますね。たくさん見かけたけれど、そろそろ終わりでしょうか。
by moz (2012-07-23 06:38)