"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
アジアの純真 [トンボ]
なにかでてないかなぁと、何気なく、近場の畑へ行きました。
モンシロチョウやモンキチョウですら飛んでないので、花は咲いてないかと、隣接する公園へ。
(飛んでるチョウチョはむずかしくて、まず撮ることはありませんし)
さすがに桜もおわり、ヒメジョオンもまだ咲き始めで準備中。
タンポポはたくさんあるけれど・・これぞというのが見当たらない。
ふと斜め前方を見上げると、斜面の上の垣の中に白いアヤメが咲いているのを見つけたので、ゆっくりのぼって行こうとしたときです。
なにやら足元をカゲロウのような生き物が横切っていったのです。
ひとめでトンボを同定できる目と知識がないので(特にイトトンボはハイレベルですので)
帰ってから調べてみたところ、オスの尻尾の先の色の付き方でアオモンイトトンボではなくアジアイトトンボのようです。
アオモンイトトンボやアジアイトトンボはイトトンボの仲間では小さいほうで、3センチほどしかありません。
(夏型はさらに小さいようです)
身体の細さもまさに糸のようで、カゲロウよりも細いと思います。
前もって言い訳するようですが・・・イトトンボでさえ撮影難しいのに、この子たちは・・・グレート・ハイレベル。。
でも、周りを目凝らしてよくみると、何頭もいるのです。 10固体はいたと思います。
オスが青緑色でメスが茜色だとわかりやすいのですが、メスも成熟すると緑色にちかくなるようです。
そうなるとオスメスの識別はかなりむずかしいかと。
ではこれは?
むむむ、未成熟のオスなのか、ちょっと成熟したメスなのか・・・
でもこれ↓がちょっと成熟したメスならば、
やっぱりこれ↓は、
追究するのも大変なので、あまり深く考えずに楽しく観察しながら撮影を続けました。
近寄るには斜面に這いつくばって匍匐前進でにじりよります。
結構この子たちは敏感で、オートフォーカスのモーター音で逃げちゃうこともありました。
成熟したメスだとはっきりわかるような固体がなかなかいませんでした。
これがそうなのか?
という具合に、我を忘れて1時間以上も坂を転がったり這いずったりしていました。
通りすがる人と一度も目が合わなかったのでわかりませんが、相当変な目で見られていたものと思われますね。
あーでも、楽しかったです。
バイバイ。アジアの純真な子たち。
モンシロチョウやモンキチョウですら飛んでないので、花は咲いてないかと、隣接する公園へ。
(飛んでるチョウチョはむずかしくて、まず撮ることはありませんし)
さすがに桜もおわり、ヒメジョオンもまだ咲き始めで準備中。
タンポポはたくさんあるけれど・・これぞというのが見当たらない。
ふと斜め前方を見上げると、斜面の上の垣の中に白いアヤメが咲いているのを見つけたので、ゆっくりのぼって行こうとしたときです。
なにやら足元をカゲロウのような生き物が横切っていったのです。
わざとブレさせたことにしてください・・
アジアイトトンボ♂
ひとめでトンボを同定できる目と知識がないので(特にイトトンボはハイレベルですので)
帰ってから調べてみたところ、オスの尻尾の先の色の付き方でアオモンイトトンボではなくアジアイトトンボのようです。
アオモンイトトンボやアジアイトトンボはイトトンボの仲間では小さいほうで、3センチほどしかありません。
(夏型はさらに小さいようです)
身体の細さもまさに糸のようで、カゲロウよりも細いと思います。
前もって言い訳するようですが・・・イトトンボでさえ撮影難しいのに、この子たちは・・・グレート・ハイレベル。。
でも、周りを目凝らしてよくみると、何頭もいるのです。 10固体はいたと思います。
茜色をした未成熟の♀
オスが青緑色でメスが茜色だとわかりやすいのですが、メスも成熟すると緑色にちかくなるようです。
そうなるとオスメスの識別はかなりむずかしいかと。
ではこれは?
むむむ、未成熟のオスなのか、ちょっと成熟したメスなのか・・・
でもこれ↓がちょっと成熟したメスならば、
やっぱりこれ↓は、
未成熟の♂なのか・・・?
追究するのも大変なので、あまり深く考えずに楽しく観察しながら撮影を続けました。
近寄るには斜面に這いつくばって匍匐前進でにじりよります。
結構この子たちは敏感で、オートフォーカスのモーター音で逃げちゃうこともありました。
成熟したメスだとはっきりわかるような固体がなかなかいませんでした。
これがそうなのか?
メスはもう少し緑色のようなのでちがうかな?
という具合に、我を忘れて1時間以上も坂を転がったり這いずったりしていました。
通りすがる人と一度も目が合わなかったのでわかりませんが、相当変な目で見られていたものと思われますね。
あーでも、楽しかったです。
バイバイ。アジアの純真な子たち。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
どの写真も綺麗に撮られてますね。
夢中になって追いかけている姿が想像できます。
わたしも通報されないように気をつけないと
トンボの同定は難しいですね。
赤いトンボやイトトンボでごまかしています^^;
by masao。 (2011-04-30 05:05)
おはようございます^^
いろいろお写真が写せて、良かったですね。
土手のような坂道を這いずり回ってカメラを構えている
ぜふさんを何となく想像できます^^
イトトンボって美しいですよね。いよいよシーズンでしょうか。
少しでも会いたいものです。
by mimimomo (2011-04-30 05:52)
意図的にぶらすProもいます。意味不明ですが。
by Silvermac (2011-04-30 06:01)
>masao。さん
オートフォーカスだとなかなかピントが合わないし、モーター音で逃げちゃうので、マニュアルにしましたら、もっと時間がかかりました・・
通報は・・・されなかったと思います^^;
同定するために調べるのも楽しいですが、イトトンボは多角度から撮影しておかないと結局判定できないことがありますよね。
成熟/未成熟、春型/夏型でも違うし・・・昆虫の世界は深遠です。。
今回は部活らしい部活でした^^
>mimimomoさん
まさに土手みたいなところでした^^(どうしてわかったの?)
大人は立っていると気がつかないほど小さくて目立たない虫ですね。
もちろん羽音もしないし。
田んぼなら用水路や山側の斜面のあたりでしゃがんで見回してください。
きっと見つかると思います♪
>Silvermacさん
あわててシャッターを切ると手ぶれ補正もきかないので・・・
でも怪我の功名で、扉の写真に使うことができました^^
by ぜふ (2011-04-30 06:58)
お早うございます。
アジアイトトンボ・・・初めて知りました。 イトトンボにもいろんな種類があるんですね〜 それにしてももうイトトンボですか、たくさんに出会えてラッキーでしたね。楽しい時間でしたね(^ニ^)
by yakko (2011-04-30 08:25)
トンボも撮るの大変そうですね。
富田都市農業のシバザクラ、まだイケますよ^^・・・たぶん^^;
by ぐす+ (2011-04-30 08:59)
フォト蔵の方でもすでにトンボの写真をupされてる人がいます(^。^)
僕は今年はまだ未確認ですが、イトトンボもこんなに出てきてるんですね~
by やまべぇ (2011-04-30 18:59)
>yakkoさん
4月から出現するトンボは結構いるようです。
個体数が少ないのでしょうね。
でもアジアンを見れたのはラッキーでした♪
時間がたつのを忘れてしまいました。。
>ぐす+さん
イトトンボの中でも小さい部類なので大変でした。
細長いものはピント合いにくいですよね^^
>やまべぇさん
成虫越冬するトンボもいますから、よく探せばいると思います。
シオカラトンボもかなりでています。
by ぜふ (2011-04-30 23:27)
白のぱんだーを♪ じゃなくて、
いや、すばらしい。色合いの美しいこと。眼の表情がいいこと。
レンズはいいレンズなのですか。と、そんなことがやはり気になって。
by 春分 (2011-05-01 06:07)
気が付くとあっという間に時間が過ぎる・・・分かります(笑)
これだけの素晴らしいお写真を撮られるのであればお時間もあっという間
だったでしょう。でも、じっくり目を凝らすって大切なことですね♪♪
私も先日「具合でも悪いんかと思った」って声を掛けられるまで
時間を忘れてしゃがんで撮っておりました(^◇^;)
by ちゃと。 (2011-05-01 16:52)
ご無沙汰しちゃいました~ またよろしくお願いします。
春になって昆虫が増えてきましたけど、トンボってこんなに早くからいるんですね。よく見ると個体差もあってどれもきれいですね。
by Nyandam (2011-05-01 18:21)
たくさんのトンボ
楽しんで撮っている様子が伝わってきます^^
綺麗なお写真ですね♪☆
by めぇてる (2011-05-01 19:20)
もうトンボも飛んでいるんですね(^_^)
by sasasa (2011-05-01 20:52)
>春分さん
レンズは高価なものではありませんがご覧のとおり虫と花メインなので
マクロ用です。(今回の写真はすべて同じレンズで撮りました)
それでも、眼の表情がわかるようにピント合わすのはたいへんでした(汗)
>ちゃと。さん
小さすぎて、じっくり眼を凝らさないと身体の色の良さがわからなかったです。
ワタシは多分、昼寝しながらヤケに寝返りうつなぁと思われていたと・・^^;
草むらの中でしゃがむときは長くならないように気をつけましょう!^^
>Nyandamさん
もっと早く出現する種類もいますが少ないから気がつかないですよね。
とくにこの子たちは何匹もいても目立たないですから・・
色の違いは個体差ではなく成熟度とオスメスの違いですがおもしろいです^^
>めぇてるさん
実は撮っている最中に「あきないな~」とつぶやいてしまいました^^
色も見てて飽きなかったですから・・
>さささん
チョウやハチが飛び始めればトンボもではじめると思います。
よく探せばいると思いますが、さささんは虫苦手でしたよね^^;
by ぜふ (2011-05-02 06:00)
(最後の写真の解説)
被写体のアジアイトトンボは小さなイトトンボの中でも、さらに小型で春から出現する種です。
オスメスの違いや成熟度によって体色がさまざまですが、間近で見ないとその美しさには気がつかないでしょう。
このトンボは何かにとまったその刹那、まるで魔法使いがマジックスティックを振るように、翅をぷるぷると震わせます。
その様子を一言で表現するなら”イノセンス”。
どこにとまるかわからない、翅を震わせるその一瞬にピントを合わせなくてはならない、しかも小さい。
1時間以上地べたに這いつくばり、転げまわりながら、やっとその瞬間を捉えることができましたが、大変だったという思いはまったくなく、楽しくて仕方ありませんでした。
撮れたのではなく、撮った写真として、忘れられない一枚になりました。
by ぜふ (2012-01-28 09:53)
解説を読んで納得の一枚!残りはご紹介記事であらためて。。
リンクも反映させてありますのでご確認ください。
by shin.sion (2012-01-28 11:11)
撮る事に夢中になる気持ちすごく分ります^^
by aidesu (2012-01-28 17:23)
なんてかわいらしい!
トンボやチョウの写真を撮るのは難しいです^^;
捕まえるよりはチャンスが多いかもですが・・
ここいらも昆虫がたくさんいるところなので
この春には小さな生き物たちも撮ってみようと思いました
トンボさんの目ってすごく不思議で吸い込まれてしまいます
by recchu (2012-03-11 11:33)